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<title>中島淳一日記</title>
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<title>ホピ族の予言</title>
<description> 　O氏よりホピ族の預言についてのコメントを求められる。アリゾナ州のネイティブ・アメリカンであるホピ族に伝わる神話によれば、これまで人類は三回滅亡し、今また四度目の人類最期の日が近づいているというのだ。30数年前、米国留学から帰国した頃、デニケンの「未来の記憶」を読み、心を揺さぶられた事を覚えている。ナスカの巨大な地上絵や空中都市マチュピチュ、ピラミッドやスフィンクスの謎に迫るアプローチにリアリティー
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<![CDATA[ 　O氏よりホピ族の預言についてのコメントを求められる。アリゾナ州のネイティブ・アメリカンであるホピ族に伝わる神話によれば、これまで人類は三回滅亡し、今また四度目の人類最期の日が近づいているというのだ。30数年前、米国留学から帰国した頃、デニケンの「未来の記憶」を読み、心を揺さぶられた事を覚えている。ナスカの巨大な地上絵や空中都市マチュピチュ、ピラミッドやスフィンクスの謎に迫るアプローチにリアリティーがあったからだ。そこには確かに過去・現在・未来を結ぶ壮大な人類の記憶の物語を感じさせる何かがあった。<br />　ホピ族の伝説にも、迫真のリアリティーを感じる。だが、世界の大破局だけは近未来に生じる事はないだろうと思う。私のコメントがあまりにも、ありきたりだったのか、O氏は落胆の色を隠さず、深い嘆息をついた。 ]]>
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<dc:subject>未分類</dc:subject>
<dc:date>2007-12-22T16:19:57+09:00</dc:date>
<dc:creator>中島淳一</dc:creator>
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<title>映画</title>
<description> 　COQUINESで食事をしている時、「映画を撮るなら支援しますよ」と不意にH氏が言った。あまりにも、ありがたい申し出である。必ず撮りたいとは思うが、まだ準備が整っていない。映画にはロマンがある。あるが故に何を如何に撮るか。心の奥底で熟成させねばならぬ。今はまだ発酵中だ。雑菌が混じれば腐敗する。
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<![CDATA[ 　COQUINESで食事をしている時、「映画を撮るなら支援しますよ」と不意にH氏が言った。あまりにも、ありがたい申し出である。必ず撮りたいとは思うが、まだ準備が整っていない。映画にはロマンがある。あるが故に何を如何に撮るか。心の奥底で熟成させねばならぬ。今はまだ発酵中だ。雑菌が混じれば腐敗する。 ]]>
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<dc:subject>未分類</dc:subject>
<dc:date>2007-12-21T20:55:42+09:00</dc:date>
<dc:creator>中島淳一</dc:creator>
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<title>ベルサイユ宮殿</title>
<description> 　4度目のベルサイユではあったが、かつて売り払われて、個人所有となっていた貴重な銀製品や椅子などの特別展示中ということもあり、珍しくフランス人でごったがえしていた。　　　　　　1626年、ルイ13世の離宮として建てられ、やがて、「朕は国家なり」と豪語し、太陽王と呼ばれ、中央集権的絶対主義国家を樹立したルイ14世の時代に大宮殿の形式を備えた。確かに壮麗な建築物ではあるが、ヴァチカンのサン・ピエトロ大聖堂のよ
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<![CDATA[ 　4度目のベルサイユではあったが、かつて売り払われて、個人所有となっていた貴重な銀製品や椅子などの特別展示中ということもあり、珍しくフランス人でごったがえしていた。　　　　　　1626年、ルイ13世の離宮として建てられ、やがて、「朕は国家なり」と豪語し、太陽王と呼ばれ、中央集権的絶対主義国家を樹立したルイ14世の時代に大宮殿の形式を備えた。確かに壮麗な建築物ではあるが、ヴァチカンのサン・ピエトロ大聖堂のような存在感はない。晩年は懐疽に苦しみ、阿鼻叫喚の日々であったというルイ14世の脱け殻のごとき空間を後にパリに戻ると、オペラ座の近くのレストランで昼食をとる。相も変わらず、生牡蠣にサーロイン・ステーキ。<br /> ]]>
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<dc:subject>未分類</dc:subject>
<dc:date>2007-12-10T18:21:22+09:00</dc:date>
<dc:creator>中島淳一</dc:creator>
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<title>モン・サン・ミッシェル</title>
<description> 　パリから往復700kmの日帰りバスツアーは多少辛いが、ラ・メルヴェイユ(西洋の驚異)という名の示す通り、島全体が一つの巨大な要塞を呈する威風堂々たる景観には痺れるような感動を覚える。　モン・サン・ミッシェルはかつてはMont-Tombe(モン・トンブ)と呼ばれていた。６世紀より数名のキリスト教徒が隠遁生活を送るようになる。708年、オベール司教の夢に大天使ミカエルが現れ、岩の上に教会を建てるように命じた。しかし、司教
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<![CDATA[ 　パリから往復700kmの日帰りバスツアーは多少辛いが、ラ・メルヴェイユ(西洋の驚異)という名の示す通り、島全体が一つの巨大な要塞を呈する威風堂々たる景観には痺れるような感動を覚える。<br />　モン・サン・ミッシェルはかつてはMont-Tombe(モン・トンブ)と呼ばれていた。６世紀より数名のキリスト教徒が隠遁生活を送るようになる。708年、オベール司教の夢に大天使ミカエルが現れ、岩の上に教会を建てるように命じた。しかし、司教はそのメッセージを文字通りに理解しなかった。そこでミカエルは夢に三度現れ、三度目にはオベールの頭骸骨がへこむほど強く指を額に押し当てた。そこで、厳命に従い、礼拝堂を建築するに至る。<br />　ヨハネの黙示録(12:7)によれば天で戦いが起こり、聖ミカエル(サン・ミシェル)はサタンと呼ばれる龍を打ち倒す。従ってミカエルは悪に対する善の勝利の象徴である。最後の審判の時、サタンが悪人の魂を地獄に連れ去り、ミカエルは善なる人々の魂を天国に導くとされる。<br />　英仏百年戦争の時代、聖ミカエルの啓示に従いフランスを救ったものの、魔女裁判にかけられ火炙りの刑に処せられたジャンヌ・ダルクをモティーフに今年、二点描いたが、今後は聖ミカエルやモン・サン・ミッシェルの風景も創作の原動力になりそうな予感がする。<br />　パリに戻り、夕食にビーフシチューを食べる。ホテルに帰ると熱いシャワーを浴びて旅の疲れを癒す。ベッドにもぐり込むも眠れず、やおら起き上がり、カマンベールチーズで赤ワインを楽しみつつ睡魔の訪れを待つ。やがて、望洋としたカオスの意識の中にモン・サン・ミッシェルの上空に舞う聖ミカエルの美しき姿が浮かび上がる。<br /> ]]>
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<dc:subject>未分類</dc:subject>
<dc:date>2007-12-09T16:19:11+09:00</dc:date>
<dc:creator>中島淳一</dc:creator>
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<title>雨のシャンゼリゼ</title>
<description> 　ルーブル美術館を出ると突然の雨である。やむなく、黒人の青年より５ユーロで傘を買うも突風にあおられ、一瞬にして壊れる。コンコルド広場を抜け、半ば濡れながら、シャンゼリゼ大通りに出る。PHARMACIE ANGLATSEで髭を整えるためのハサミを買い、その隣の店で19ユーロのまともな傘を買う。　歩き疲れたので、タクシーに乗りたいと思ったが、金曜日の夜にパリでたやすくタクシーを拾えるはずもなく、しばし、マリオットホテルの
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<![CDATA[ 　ルーブル美術館を出ると突然の雨である。やむなく、黒人の青年より５ユーロで傘を買うも突風にあおられ、一瞬にして壊れる。コンコルド広場を抜け、半ば濡れながら、シャンゼリゼ大通りに出る。PHARMACIE ANGLATSEで髭を整えるためのハサミを買い、その隣の店で19ユーロのまともな傘を買う。<br />　歩き疲れたので、タクシーに乗りたいと思ったが、金曜日の夜にパリでたやすくタクシーを拾えるはずもなく、しばし、マリオットホテルのロビーで小休止をした後、ひたすら凱旋門まで歩く。<br />　CLUB L'ETOILE に着いたのは20:30。まずはモエ・シャンドンで生牡蠣を堪能する。メインは分厚いビーフをミーディアム・レアで。窓際にライトアップされた凱旋門が美しく浮かび上がっている。頭の中で素早く鉛筆デッサンをしてグワッシュで着色するもなかなかうまくいかない。<br />　ピカソは鋭い眼光でオブジェを捉え、アトリエで自在にそれを取り出し、再創造できた類い稀な芸術家であった。<br />　昨夜、ローマで遅くまで飲みながら、ピカソのごとき手法で右脳にインプットしようとしたのは邪道だったかもしれない。<br /> ]]>
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<dc:subject>未分類</dc:subject>
<dc:date>2007-12-08T14:23:43+09:00</dc:date>
<dc:creator>中島淳一</dc:creator>
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